エミューオイルとは?特徴や成分、使い方をわかりやすく解説。選ぶなら原産地にも注目。
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「エミューオイル」という名前を、最近になって見かけるようになった方も多いかもしれません。
エミューといえば、オーストラリアに生息する大きな鳥。
そのエミューからオイルがつくられると聞くと、「いったいどんなオイルなんだろう?」と少し気になりますよね。
エミューオイルは、エミューの脂肪を精製してつくられる動物性のオイルです。
植物由来のオイルとはまた違った脂肪酸組成を持っていることから、スキンケアやボディケアの素材としても知られています。
今回は、そんな少し珍しい「エミューオイル」について、成分や特徴、使い方などをできるだけわかりやすく紹介していきます。
そもそも、エミューオイルって何?

まずは名前の通り、エミューから。
エミューはオーストラリアを原産とする大型の鳥で、ダチョウと同じ「走鳥類」に分類されます。
体は大きいものの飛ぶことはできず、長い脚を使って広大な大地を走る姿は、オーストラリアを象徴する動物のひとつとしても知られています。
そんなエミューの脂肪を精製して得られるのが、エミューオイルです。
実はこの素材、決して最近突然生まれたものではありません。
オーストラリアでは、古くからエミューの脂肪が利用されてきた歴史があります。
長い時間をかけて受け継がれてきた素材が、現代になってボディケアなどの分野でも改めて注目されている。
そう考えると、少し面白いオイルではないでしょうか。
エミューオイルにはどんな成分が含まれている?
エミューオイルの特徴を知るうえで、ひとつポイントになるのが「脂肪酸」です。
オイルと聞くと、ひとつの成分だけでできているように思うかもしれません。
実際には、いくつもの脂肪酸が組み合わさって構成されています。
エミューオイルには、オレイン酸やリノール酸、パルミチン酸など、さまざまな脂肪酸が含まれています。
なかでもオレイン酸は、オリーブオイルなどにも含まれていることで知られている脂肪酸です。
もちろん、植物オイルとエミューオイルでは、それぞれ脂肪酸の構成が異なります。
「オイルなら全部同じ」というわけではなく、こうした構成の違いによって、それぞれのオイルの性質や使用感にも違いが生まれます。
エミューオイルが他のオイルとは少し違う存在として扱われる理由も、こうしたところにあります。
ボディケアにはどう使う?
エミューオイルは、ボディの乾燥が気になるときのケアなどに取り入れることができます。
たとえば、お風呂上がりの肌に少量を伸ばしたり、乾燥しやすいひじやひざ、かかとなどに使ったり。
オイルなので、肌の上に滑らかに伸ばしやすいのも特徴です。
また、マッサージオイルとして使われることもあります。
マッサージをするときは、肌との摩擦を抑えるためにオイルを使うことがありますが、そうした場面にも取り入れやすい素材です。
使い方に決まりがあるわけではないので、普段のボディケアに少しずつ取り入れてみるのがよいでしょう。
なお、化粧品として使用する場合は、肌を清潔にした状態で適量を使うことが基本です。
初めて使用する場合は、まず少量から試して、肌に合うか確認することをおすすめします。
植物オイルと何が違う?
ボディケア用のオイルというと、ホホバオイルやアルガンオイル、オリーブオイルなどを思い浮かべる方も多いでしょう。
これらは植物から得られるオイルです。
一方、エミューオイルは動物由来。
そもそもの原料が違うため、当然ながら含まれる脂肪酸の組み合わせも異なります。
だからといって「エミューオイルのほうが優れている」と単純に決められるものではありません。
オイルにはそれぞれ個性があります。
さらっとしたものが好きな人もいれば、しっとりした使用感が好きな人もいる。
香りを重視する人もいれば、原料の背景までこだわりたい人もいるでしょう。
エミューオイルは、そんな選択肢のひとつとして知っておくと面白い素材です。
エミューオイルを選ぶなら、原産地も見てみたい

ここは、エミューオイルを選ぶときに少し意識してみてほしいところです。
同じ「エミューオイル」という名前でも、すべてが同じというわけではありません。
原料となるエミューの飼育環境、原料の管理、精製方法、保管方法など、製品になるまでにはいくつもの工程があります。
そのため、オイルそのものだけでなく「どこで、どのようにつくられたのか」という背景を見ることも大切です。
特にエミューの原産地はオーストラリア。
広大な土地と独特の自然環境を持つオーストラリアでは、エミューは昔から身近な存在でした。
そして現在でも、オーストラリアではエミューの飼育や関連する産業が行われています。
エミューオイルを選ぶときにオーストラリア産という点を見るのは、単に「産地がオーストラリアだから」というだけではありません。
その素材が生まれた場所や、そこから積み重ねられてきた歴史まで含めて見てみる。
そうすると、同じオイルでも少し違った見え方をしてきます。
「産地」だけではなく、その先を見る
原産地がわかれば、それだけで安心できる。
というわけでもありません。
大切なのは、その先です。
どのような原料を使っているのか。
どのように精製しているのか。
製造環境はどうなっているのか。
品質はどのように管理されているのか。
こうした情報まで確認できる商品であれば、より納得して選びやすくなります。
特にオイルは、製造後の保管状態などによっても品質に影響を受ける可能性があります。
「エミューオイルだから」という名前だけで選ぶのではなく、その背景まで確認する。
これは、エミューオイルに限らず、こだわった素材を選ぶときには大切な考え方です。
エミューオイルは、知るほど奥深い素材
エミューオイルは、まだまだ一般的な植物オイルほど身近な存在ではありません。
だからこそ、「エミューって何?」「なぜ鳥からオイルが?」というところから興味を持つ方もいるでしょう。
けれど調べてみると、そこにはオーストラリアという土地とのつながりがあり、長く利用されてきた歴史があり、そして複数の脂肪酸から構成される独特の素材としての一面があります。
ボディケアに使うオイルは、ただ「保湿できればいい」と考えることもできます。
でも、素材がどこから来たのか、どんな特徴があるのかまで知って選ぶのも、ボディケアの楽しみ方のひとつではないでしょうか。
これからオイルを選ぶときは、ぜひ「エミューオイル」という選択肢にも目を向けてみてください。